ぽっぽ
やっぱコミックの進行はゆっくりやな…
来てくれてありがとな♪
2018年7月26日に発売された【 オーバーロード漫画10巻 】を買ってきたで♪
episode毎にあらすじや感想、キャラクター解説(補説)について触れてくで!
それにしても、表紙だけ見るとブレインが主人公のようやな、まあブレイン好きやけどな(*^-^)
ほな、早速行ってみよか!
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目次
前巻のあらすじをおさらい
セバスとソリュシャンの任務は、リ・エスティーゼ王国での情報収集なんやけど、アインズ様からは目立たないようにしろと命令を受けとるんよ。せやけどボロボロになって路上に放り出されたツアレを助けた事で、王国の裏社会を牛耳っとる「八本指」と揉める事になったんや。
しかも「八本指」と裏で繋がっとる王族まで出てきたもんやから、目立たない様にしろって言うアインズ様の命令に背いた形やな。
ナザリックに不利益を招きかねないと感じたソリュシャンが、アインズ様に「セバスに裏切りの疑惑あり」と報告したんが9巻の最後やな。
ほなまあ、おさらいはこれぐらいにしといて、早速10巻について見ていこか!
【 オーバーロード漫画10巻 】Episode35:クライムの男気
ツアレを助けた事から面倒事を引き起こしたセバスなんやけど、解決策を考える為に外を歩いとった。そんな時に酔っ払いに殴られている少年を発見、セバスのキャラ的に放置は出来ず助けてあげた訳や。
その場面を見ていたクライムは、自身が強くなる為セバスに稽古をつけてくれと願い出る。
クライムが強くなりたい理由を知りたいセバスとしては、当然質問するわな。
「なぜあなたは強くなりたいのですか?」と。
「男ですから」
クライムの返答は、まさに男気溢れるもの。
かつて孤児やったクライムはラナー王女に助けられ、その時の恩義を返すために、そして彼女に相応しい男になる為に強さを目指す。
その一心で、セバスの放つ驚異の殺気に立ち向かったクライム。
結果、セバスの攻撃を躱してクライムは生き延びた訳や。
おそらくセバスの一撃を躱せる人間は、そうそういーひんのとちゃうかな?
色んな人間に「お前には才能がない」って言われとるクライムがずっと不憫やったが、ラナー王女を想う気持ちでセバスの攻撃をかわした姿に、男の姿を見た気がするわ!
そして、そんな通常ならあり得ない場面を目撃していたブレイン・アングラウス。
そんな彼が取った行動とは??
【 オーバーロード漫画10巻 】Episode36:ブレイン復活の予兆
どうしても我慢出来ずに、セバスとクライムに声を掛けるブレイン。自分ですら耐えられなかった殺気に、何故耐えられたんだ?とクライムに聞きたかったわけや。
それに対するクライムの返答は、強くなりたいという想いと同じで、ラナー王女を想ったからこそあの殺気にも耐えられたと。
自分一人だけではなく、誰かと共に築き上げたり誰かを想う事で、自分の思う「自分」を超える力を発揮出来るんやとセバスはブレインに語る。
それこそが「人間の強さ」やと。
ここで初めてブレインは、自分の人生は間違いばかりだったと悟るんや。
今からでも何とかなるのか?そう問うブレインにクライムは「才能の無い自分にも出来たから大丈夫です」と言うんやな。
もし以前の、ガゼフ・ストロノーフに勝つ事だけを考えていた頃のブレインやったら、このクライムのセリフを突っぱねたんやないかな?と思うわ。
自分より弱く、才能の無い奴が何を偉そうに!って感じちゃうかな。
実際に漫画では描写はないんやけど、原作小説にはクライムの事を「才能の無いガキ」と思とるブレインの描写があるしな。
せやけどここでブレインは、自分がいかに愚かやったかに気付けたんや。
クライムの事を強くて優しいと認めた形やな。
これはシャルティアから逃げ出したブレインの、再起の始まりや!
そんな感じで綺麗に収まりそうな流れやったんやが、ここでセバスの事を尾行しとった暗殺者が姿を現しよるんよ。
まあ正直、セバスが負けるって事は100%あり得へんと分かり切っとるから、まあ消化試合やな。
結果的に暗殺者の目的が「セバスを殺害し、屋敷の主人(ソリュシャン)を攫う」と判明。
暗殺者に対する依頼者はサキュロントっちゅー事で、ここでセバスはある決意を固めるわけや。
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【 オーバーロード漫画10巻 】Episode37:セバスの決意
ここでいうセバスの決意とは「ツアレが働かされていた娼館の壊滅」もちろんこれだけで問題が全て解決するとは、セバスも思っとらん。
せやけどツアレを逃がすまでの時間稼ぎにはなるやろとは考えとるわけや。
正面突破、セバスを止められる存在がこの王国におる訳ないから、まあこちらも消化試合やな(^_^;)
敵から命乞いをされるけどセバスも博愛主義者やないから、神に祈る権利も無い非道な者には容赦はせーへん、瞬殺ドーン!や。
そしてここで特筆すべきは王国の役人、スタッファン・ヘーウィッシュの外道っぷり。
リ・エスティーゼ王国の貴族や役人の、腐敗ぶりや欲深さがこのepisodeではよく表現されとるわ。
結果、セバスに蹴りで瞬殺されよるけど。
さてここで、ブレインとクライムの視点になるんやけど、広い場所に陣取ったクライムと、先に進むブレイン。
待機状態のクライムの前に、「六腕」の一人でアダマンタイト級と言われとるサキュロントが現れよった!
どうなる、クライム!?
……漫画では「六腕(ろくわん)」ってなっとるけど、アニメでは「六腕(ろくうで)」って言うてるし、どっちが正解や…。
【 オーバーロード漫画10巻 】Episode38:クライム VS サキュロント
つーわけで自分より格上のサキュロントと、クライムは戦う必要があるんや。当初の目的はこの娼館の壊滅やし、クライムとしては八本指のメンバーを捕まえて情報がほしい。
この時サキュロントは、八本指の幹部コッコドールの護衛としてここにおったんや。
けど自分ではサキュロントに勝つのは厳しいとも感じとるから、セバスかブレインが来るまでの時間稼ぎに徹しようと考えとるんやな。
そんで二人に聞こえるように叫ぶんや、クライム魂の叫びを!
「助けてくださーい!!」
若干、情けないけどまーしゃーないかな(^_^;)
それでもクライムは、サキュロントをかなりギリギリまで追い詰める事が出来たんや。
クライムは途中瀕死まで追い詰められたんやけど、ラナー王女の為にも死ねない!って気迫にサキュロントがビビりよったんよな。
以前セバスが言うてた「誰かを想う事で発揮する力」ってやつが、まさにクライムの強さってわけやな。
せやけど、瀕死の重傷やったクライムは限界、さすがにここで気絶してまう。
絶体絶命の危機やったが、そこはブレインの救助に間に合った。
ここでブレインは「仲間をやられて」って怒るんやが、そもそも今までのブレインはそんなキャラじゃなかったよな?
セバスとクライムと関わった事で、ブレインにも精神的な変化が起こってたわけや。
結果的にブレインの圧勝でサキュロントを撃退、コッコドールともに捕縛できたんや。
サキュロントもブレインも、冒険者レベルで言えば「アダマンタイト級」と言われとるんやけど、同じアダマンタイト級でも強さには差があるんやって感じやな。
まあ今の状態のブレインが負けるとこはあんま想像できひんけど、サキュロントとブレインの相性も関係しとるよな。
サキュロントは幻影を使うけど、ブレインの使う「領域」は不可視の存在でも察知できるから、サキュロントからすれば相性は最悪と言えるわな。
ともあれ、これでセバスがツアレを助けた事で起こった面倒事、それが一旦落ち着いた形や。
ただまあ、八本指が壊滅したわけやないし、まだまだ面倒事は続きそうやと予想は出来るけどな。
でここからは、セバスにとって最大の面倒事、誤算と言ってもいい事が起こる。
ツアレを助けたセバスがナザリックを裏切っているのでは?と疑念を抱いたソリュシャンが、アインズ様に報告したんよな。
で、セバスが拠点としとる屋敷に、アインズ様が訪れてきたところで、このepisodeは終わりや。
それにしてもソリュシャンのメイド服姿は、よいですな~♡(←おっさんか!)
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【 オーバーロード漫画10巻 】Episode39:王女ラナーの本質
さてここでクライムはラナー王女の元に戻ったわけなんやけど、今回の娼館襲撃によって当初より予定していた、八本指のアジト襲撃を速める必要が出てきたんや。なにせ八本指の一人コッコドールを捕縛した事によって、組織が警戒するんは想像出来るよな?
なので残りの八本指が王都から逃げ出す前に、アジトを襲撃する必要があるっちゅーわけやな。
そんな話をクライムとラナー王女が話して、クライムが退室したあとにラナー王女の本質が垣間見える…。
クライムはもともと孤児で、出自も良く分からん人間なんやけど、ラナー王女に気に入られて側近になってるんやな。
で、当然貴族たちや王宮に使えるメイド(貴族の令嬢)から、クライムはかなり疎まれとる。
せやけどラナー王女は偏執的なまでに、クライムを愛してるんよな。
結果、歪んだ愛情の発露、クライムを馬鹿にするやつは” みんな殺す ”とラナー王女は考えとるあんよ。
そんで、クライムを馬鹿にしているメイドを呼び、クライムの自慢話をしつつ本心では…こいつも殺すと思っとる。
こいつ” も ”って事はおそらく今までにも、ラナー王女によって秘密裏に消されたメイドはいそうな雰囲気やな…。
王女様、こええええぇぇぇ!
外見だけなら可愛いと言ってもえーラナー王女なんやけど、本質は「私のクライムを馬鹿にするやつは許さない!みんな殺す!」って感じやな。
その事に気付いとる人間の描写は、今のところあんま無いかな。
友人のラキュースや青の薔薇の面々も、ラナー王女の本質には気づいてへんっぽいよな。
唯一、可愛らしい外見に騙されてへんのが、ラナー王女を” 化け物 ”と思っとる、ザナック第二王子と貴族のレエヴン侯の二人といったとこやな。
今後、そんなラナー王女の本質にクライムが気付く時が来るのか?もし気付いた時どうなるのか、めっちゃ楽しみやわ!
最後に
どないやった?今回は【 オーバーロードの漫画10巻 】についてみてきたで~。
やっぱ漫画のストーリー進行は遅いよな~って思うけど、漫画には漫画の良さもあると個人的には思とる。
例えばやけど、漫画は気楽に楽しめるって利点があるんとちゃうかな?
オーバーロードには興味あるけど小説が苦手って人もおるやろし、特にオーバーロードの原作小説はなかなかの分厚さや(^_^;)
そういう人には気楽に楽しめる漫画をオススメするで(*^-^)
ほな、最後までありがとな(o^∇^o)ノ